- 乾燥肌だから洗顔料が合わないことが多い
- 頬や首周りのカサカサした箇所の大人ニキビってどうしたら治る?
このように乾燥肌だと肌への刺激を考えながらニキビケアする必要があって大変ですよね。
ただ私たちの肌は20代後半から30代にかけて乾燥が進むようになっているもの。
だから乾燥肌と向き合いながらニキビ対策をする必要は、これからもっと増えてきます。
そこで今から乾燥肌のニキビのためのスキンケアを行う上で、洗顔料をどのように選べばいいかをお話しします。
数ある洗顔料の中から、あなたの肌に合ったものをどうやって選ぶか?
選ぶ基準をハッキリさせましょう。
市販のプチプラでもOK!コスパ良いおすすめ洗顔料を選ぶ3つの基準
乾燥肌で大人ニキビができるときの洗顔料選びの基準は3つあります。
この3つのポイントを抑えていれば、薬局やドラックストアの洗顔料でもOKですよ。
①洗浄力が強い洗顔料を避ける!スクラブやクレンジング作用はNG
まず最初は避けるべき洗顔料を見つけましょう。
避けるべき洗顔料の特徴は『洗浄力が強い洗顔料』です。
こういった洗浄力が強い洗顔料を乾燥肌に使うと皮脂を落としすぎてしまいます。
すると肌の乾燥が悪化して、今より毛穴が小さくなって毛穴詰まりが起きやすくなります。
結果的に毛穴詰まりがおきた箇所でアクネ菌が繁殖すれば大人ニキビになってしまうんですね。
だから乾燥肌なら洗浄力が強い洗顔料は避けましょう。
代表的なものはスクラブとかですね。
スクラブは確かにテカリ肌でニキビに悩む人にはオススメです。
思春期ニキビ用の洗顔料としてはピッタリだと思います。
でも逆に乾燥肌や敏感肌なら肌への刺激を考えると選ぶ理由はありません。
あとピーリング作用の洗顔料も注意が必要です。
ピーリングとは古い角質が取り除いて新陳代謝を促すこと。
このピーリングも少なからず肌に刺激を与えますし、使用後は乾燥しやすいので避けた方が無難です。
それと意外かもしれませんが、クレンジングもできるタイプの洗顔料も辞めておきましょう。
クレンジングできる洗顔料はメチャクチャ楽だしコスパも良い。
だから選びたい気持ちはわかりますが、メイクも落とせるとなると洗浄力が強いものが多い。
このように乾燥肌でニキビケアをするなら、まず洗浄力が強いタイプは避けましょう。
【補足】男性=メンズ洗顔料という思い込みは肌荒れの元?
あとたまに勘違いしてる男性が多いのですが、男だからといってメンズのニキビ洗顔料にこだわる必要はありません。
なぜならメンズ用はテカリ肌のものが多いから。
特に乾燥肌ならメンズ洗顔料を積極的に選ぶ必要はないでしょう
むしろ女性用の洗顔料の方が肌に優しいものが多いですよ。
②敏感肌でも使える低刺激の成分から選ぶ!
洗浄力が強すぎる洗顔料は避ける
では何を選べばいいかというと低刺激タイプの洗顔料です。
ドラックストアで洗顔料を見てると『低刺激』や『アルコール』という表記がありますよね?
これが乾燥肌でも使いやすいニキビ洗顔料と言えます。
私がオススメなのはクレイタイプの洗顔料。
泥で顔の汚れや余分な角質を吸着するので肌への刺激がなく顔を洗える優れものです。
それ以外だと無添加と表記があるものもチェックしましょう。
香料、着色料、アルコール、パラベン
何が無添加なのかはメーカーによって変わるので、商品パッケージの裏に注目してください。
アルコールフリーやパラベンフリーが肌に優しいタイプですね。
③@コスメの口コミの活用法!”高い評判が必要”というわけじゃない
- 洗浄力が強い洗顔料を避ける
- 低刺激な洗顔料を選ぶ
この中から財布事情を絡めるといくつかに候補を絞れますよね?
あとはその中から1つを選ぶだけ。そこで使えるのが口コミの条件指定です。
例えば@コスメなら乾燥肌・敏感肌の人のみに絞って口コミを見てみましょう。
Amazonや楽天ならキーワードで口コミを絞れるので『乾燥』と入れると良いですね。
もちろん洗顔料との相性は人それぞれです。
誰かが合わないと感じたものも、あなたには合うかもしれない。
でも一足先に使った人の生の声が参考になるのも事実。
自分と同じ年代で似た肌質の人が、実際に使ってみてどうだったか?
それを知ることで洗顔料を絞りやすくなりますよ!
洗浄力が強いものを避け、低刺激で絞り口コミで決める。
これが乾燥肌でニキビケアをしたいときの洗顔料選びです。
ただ乾燥肌のニキビケアは洗顔料を選ぶだけでは終わりません。
最後に今回選んだ洗顔料をどう使うかを1分で確認しましょう。
せっかく自分に合った洗顔料を選んでも使い方が間違ってると台無しなので。
炎症を悪化させない正しい顔の洗い方!洗顔料の使い方
乾燥肌の大人ニキビで顔を洗い方を3ステップで確認していきますね。
①泡立てた泡を転がすように洗う!洗顔後に違和感があれば”ぬるま湯”で洗い流す
乾燥肌で洗顔を行うときは、いかに肌を傷つけずに汚れを落とせるかを考えます。
そのためには手で洗うのではなく、泡で洗うというイメージ。
泡立てることは必須です。
忙しい時はテキトーにしがちだけど、しっかりモコモコ泡ができるまで泡立てましょう。
(100均の泡立てネットを使えば時短できますよ)
そして作った泡で先にTゾーン(おでこ、鼻)を洗います。
そのあとUゾーン(口周り、首周り)を洗いましょう。
最後はお湯を手にためて、顔に水を当てるようにして泡を落としていけばOKです。
手でゴシゴシする洗い方は全く必要ありません。
早く治したいからと強くあらってニキビが潰れたら最悪ですしね。
汚れだけ落とせればいいので、泡であらうイメージを忘れずに!!
②洗顔後は赤ニキビに塗り薬!肌全体は化粧水で保湿をする!
洗顔料はあくまで大人ニキビができにくくする肌に導くものです。
だから今ある赤ニキビには炎症を抑える塗り薬を塗ってケアしましょう。
例えばビフナイトやペアアクネクリームとかですね。
家にオロナインがあればそれでも構いません。
炎症を抑える抗炎症成分が含まれている塗り薬を使って、今あるニキビの炎症を抑えていきます。
そして洗顔後の化粧水での保湿も必須。
乾燥肌ならいくら丁寧に顔を洗っても洗顔後の肌はつっぱりがちですよね?
そのままにしておくと、肌は無防備状態になり外からの刺激に弱いまま。
だから化粧水で保湿して、肌に潤いを与えてあげます。
化粧水もできれば低刺激タイプがいいですね。
ただ洗顔料で肌に優しいものを選べてるので、化粧水はそこまで神経質にならなくてOKです。
③ 朝は水洗顔でもOK!洗顔の回数や洗顔料を使う頻度は少なくていい
乾燥肌の場合は洗顔回数も注意が必要なケースがあります。
理想は朝と夜の1日2回だけど、乾燥肌なら乾燥が悪化する可能性もある。
だからまずは朝に水洗顔、夜に洗顔料を使った洗顔からスタートしましょう。
それで物足りないなら朝にも洗顔料を使えばOK。
ただ朝に関してはぬるま湯で行う水洗顔でも十分です。
テカリ肌なら昼にギトギトになるけど、乾燥肌なら水洗顔で汚れだけ落としましょう。
ブツブツが全然治らない!次々できる大人ニキビにサヨナラする洗顔料選びを!
- 乾燥肌なのに大人ニキビができやすい
- 一度できたら、なかなか治らない
そんなときは乾燥肌向けの洗顔料を選んで、肌を傷つけない洗い方を心がけましょう。
これだけでも理想の肌に近づけます。
どうしても治らないとなげく前に、洗顔料を見つめ直してみてはいかがでしょうか?