早稲田歯科・矯正歯科クリニックからのメッセージ

 お口のケアは健康管理の出発点です。

私たちはご来院いただく皆様に
生涯にわたり、味わう、話す、笑うといった人間らしいいとなみを楽しみながら、豊かな人生を過ごしていただきたいと願っています。
そして、それぞれのライフステージに応じた適切な治療と口腔ケアの提供を通じて、末永く歯とお口の健康を維持できるようお手伝いすることが役割であると考えております。
自然治癒が望みにくい口腔疾患では、治療と共に日頃の予防が重要です。私たちは治療と口腔ケアについて患者さんの十分なご理解、ご納得が得られよう対話を大切にした診療を心がけています。

星陵日記

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2017年09月12日  むし歯を薬で治せるようになる?

暑かったり、雨が続いたり...おかしな今年の夏でしたが、少しずつ秋の訪れを感じるようになりました。読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋、皆さんはどんな秋を過ごされるのでしょうか。

今回は皆さんにとっても私たち歯科医師にとっても素敵な未来のお話です。
歯髄(しずい:よく歯の『神経』と言われている部分)に届いてしまった大きなむし歯でも現在のようにたくさん削って歯髄をとらなくてもよくなるかもしれないのです。

むし歯は進行すると歯髄に届き、炎症や痛みを生じます。
現在ではこうしたむし歯による感染が歯髄にまで達してしまうと歯をたくさん削り、歯髄を除去(抜髄処置:神経を抜く治療)行っています。
その結果歯が弱くなってしまい、将来、歯を喪失するリスクが高くなります。
生えている木と枯れ木を想像していただくとよいと思います。

今年の7月、新潟大学医歯学総合病院の大倉直人助教らのグループにより、歯髄の持つ高い自己治癒力を利用した薬剤による治療法の確立に向けた研究がネイチャー・パブリッシング・グループの英国科学誌「Scientific Reports」に世界で初めて発表されました。

Effects of pulpotomy using mineral trioxide aggregate on prostaglandin transporter and receptors in rat molars Scientific Reports 7, Article number: 6870 (2017)

今回の研究では、プロスタグランジンという物質の発現の様子を観察しています。
プロスタグランジンは、第3のホルモンとも言われ、人間の体内の様々な生体反応(呼吸、炎症、化膿など生きている人間に起こる反応)など、体のほとんど全ての機能と関係しているといってもいいほどの物質です。その中でも、今回の研究のプロスタグランジンE2は胃粘膜の保護、痛みの増強、発熱に関わっていると言われています。
大倉らのグループが、ラットの歯に開けた穴に特殊な薬剤を置いたところ、プロスタグランジンE2を輸送するトランスポーター(PGT)と呼ばれるタンパク質と結合する受容体(EP2)が歯の象牙質を作る細胞(象牙芽細胞)や血管に認められました。創傷を受けた際に細菌が歯髄へ侵入するのを防ぐための修復象牙質が形成されますが(ヒトの身体ってよくできてますね)、その形成機構にプロスタグランジンE2が関わっていることを示しています。
また、歯髄組織の中の神経線維にも認められ、神経を保護する役割にも関わっていると考えられます。

今回の研究がラットの歯からヒトの歯へと進めば、薬を使った歯髄処置によって歯を丈夫なままで残すことができるようになり、しっかり噛むこと、おいしく食事を召し上がっていただくことへとつながります。
患者さんにとって喜ばしいことであるのはもちろんですが、歯科医師である私たちも助かります。抜髄処置って大変ですから・・・。

歯科医師 武田加奈

Information

『歯周病は薬で治る!』に当院が掲載されました。

book_shishubyo.png
内服薬にて歯周病を治療する『歯周内科学』に関する本が出版され当院も研究会会員として掲載されています。
内服薬による歯周病の詳細につきご興味のある患者さんに同誌をお分けしております。
ご希望の方は歯科相談・お問合せへメールまたはお電話にてご連絡ください。


インプラント治療ガイド

book_implant.png海苑社さんのご厚意によりインプラント治療をご検討の方に同誌を無料にてお分け出来ることとなりました。
ご希望の方は歯科相談・お問合せへメールまたはお電話にてご連絡ください。

TEL 03-5155-0085

(予定冊数に達しました場合はご容赦ください。)
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